Ishcaについて
About Ishca
コンセプト
Concept
君と過ごす、愛おしい日々に。
毎日に笑顔や癒しをもたらしてくれる犬たち。
家族である愛犬と過ごすかけがえのない時間は、
どんなに長くても十数年しかありません。
その命への責任を背負う飼い主には、
愛犬が最期まで健康で過ごせるように
サポートする役目があると考えています。
食べるものを自分で選ぶことができない
彼らにとっては、
私たち飼い主が選ぶフードが全てです。
食べたものが命をつくるのは、人も犬も同じ。
切ないほどに短い犬の一生に寄り添う、
優しいドッグフードをお届けします。


食は命
私たちはこれまで5匹の犬たちと暮らしてきました。
特に、2019年まで18年もの時間を家族として
共に過ごしたテリア系雑種のサリーは、
ドッグフードの重要性を考える上で
とても大きな存在になっています。
脳にできた腫瘍がだんだんと
目を圧迫するようになるも、
高齢ゆえに手術もできずにどんどん痩せてしまい、
足元もおぼつかなくなっていく姿を見ているのは
本当に辛いものでした。
そこで、少しでも栄養を摂れるようにと
鹿肉を与え、食事を工夫するようになったのです。
健康な地元の鹿肉を食べて元気が出た様子を見て、
「食べるものは命に直結している」
ということを実感しました。
祈りを込めて
もちろん、食事が全ての解決策にはなり得ません。
しかし、愛犬を想った食事を与えることは、
犬への感謝を伝える方法の一つにもなりうることを
私たち家族は身を持って感じてきました。
愛犬という家族を失う辛い経験の中でも
「何もできなかった」と後悔するのではなく、
「できることは全てしてやれた」と思えることは、
私たち飼い主への救いにもなると思うのです。
1日も長く健康で、私たちのそばにいてね。
そんな祈りが、
食事を通してきっと伝わっていたと思えるのです。

Ishcaの目指す場所
Vision
京丹後の豊かな食材
Ishcaの拠点は、京都府京丹後市。
京都と聞くと、神社やお寺が立ち並ぶ
雅な街並みを想像する方が多いと思いますが、
ここ京丹後は海と山に囲まれた
豊かな自然あふれる場所です。
有名な間人蟹などの海の幸はもちろん、
山で獲れる鹿や猪などのジビエ、
おいしい水で育つ野菜や米に恵まれています。
「うらにし」と呼ばれるこの地方独特の冬の気候は
「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるほど
1日の天気の変化が激しく、
私たちは毎日のように雨と雪に翻弄されます。
しかし、厳しい冬を超えてもたらされる
山と海の幸はとても豊かです。
人が食べても最高においしい新鮮な食材を使って、
Ishcaはドッグフードを作っています。


愛犬にとっての正解を見つける
Ishcaでは犬がおいしく食べてくれること、
そして健康でいてくれることを願って
フードを製造しています。
犬の新規飼育頭数は増加しており、
コロナ禍において新たに犬を飼った方や、
愛犬と過ごす時間が増えた方も
きっと多いのではないでしょうか。
また、医療の充実により犬たちも
人間と同じように高齢化がすすんでいるため、
さまざまなニーズに合わせて
ペットフードの市場は年々成長しています。
飼い主の皆様は数多くのフードを
日々目にされていることでしょう。
そんな中、Ishcaでは
「今の愛犬に必要なものは何か」という観点で
フードを選んでいただきたいと考えています。
人にもさまざまな体格や食の好みがあるように、
犬にも1匹1匹に違いがあります。
愛犬と飼い主に一番「合う」食事を探していく、
その選択肢の一つでありたいというのが
創業当初からの私たちの想いです。
丹後の自然と生きること
京丹後では鹿や猪などによる獣害が大きく、
1年を通し農作物に多大な被害を及ぼしています。
京丹後市だけでも捕獲される鹿の数は
年間2000頭以上にも及びますが、
あまりの数に加工処理が追いつかず、
そのほとんどが廃棄処分されているのが現状です。
罠にかかった鹿が暴れる姿を見るのは
本当に切なく、心が痛みます。
本当は山に返してあげたいけれど、
そうすると農家の皆さんが大切に育てた
米や野菜が踏み荒らされてしまう。
人間の勝手で殺されてしまう命ですが、
せめてそのお肉をおいしくいただき、
いのちの輪を循環させることができないかと考え、
地元で獲れた鹿肉を使っています。


また、農家さんが育てられるお野菜やお米も、
その約3割が廃棄処分されているのが現状です。
少し色や形が悪いだけで市場に出すことができない
お野菜も、なんとか食べられるかたちにしたい。
規格外野菜や廃棄されてしまう鹿肉を活用し、
ドッグフードに加工することで、
フードロス削減に貢献することも
私たちの事業が目指すことの一つです。
厳しくも豊かなここ京丹後の自然と
うまく付き合い、めぐるいのちに感謝を持って
みなさまにお届けしていきたいと考えています。
Ishcaの由来
Brand

Ishcaのロゴに込められた思い
Ishcaのロゴマークは
水滴と犬の口元をモチーフにしています。
これには、「愛犬たちに美味しい水を」という
メッセージが込められています。
Ishca(イシュカ)という言葉を
聞きなれない方も多いと思いますが、
アイルランド語で「水」を表す言葉です。
(本来のスペルはuisce)
Whisky(ウイスキー)という言葉の
由来でもあるそうです。
アイルランドにルーツを持つオーナーなので、
この言葉に惹かれたのかもしれません。
私たちのコンセプトの一つは「食は命」。
その「食」を作る源である「水」は
人にも動物にもとても大切なものです。
Ishcaの拠点である京丹後は、
きれいな水が飲める場所として知られています。
そして、きれいな水がある場所は自然豊かで
美味しい食材もたくさん採れます。
Ishcaの手作りフードは、地元の鹿肉、無農薬野菜、
そして水をふんだんに使って作られます。
大切な家族である愛犬たちに、
健康的な生活を送ってもらうこと。
Ishcaはそれを叶えるためのフードを提供します。
保護犬のこと
Rescue Dog
保護犬のサポート活動
Ishcaのモデルを務めるゴールデンレトリバーのソフィは元保護犬です。
今のところおかげさまで元気に過ごしていますが、両前足に生まれつきの障害があります。
ブリーダーの元を既に引退した高齢の母犬を引き取った人が無理に子供を産ませたため、
本来一度のお産で5-10頭を出産する大型犬ですが2頭しか生まれず、
1頭は死産、もう1頭がソフィでした。
障害があり、売り物になりませんから
生まれたその日に保健所に連れて行かれましたが、
あまりに不憫に思われた職員さんがボランティアの方に連絡され
ご縁があってオーナーのうちの子になりました。

ペットの保護活動を行っていらっしゃる
全国のボランティアさんには本当に頭が下がると同時に、
いつまで経ってもなくならないペットの殺処分など、
日本のペット産業には問題が多くあると考えています。
そこで、私たちにできることは本当にわずかですが、
Ishcaの売り上げの一部はペットの保護団体へ寄付いたします。
皆さまの愛犬の健康をサポートすること、
京丹後の豊かな自然の恵みをお届けすること、
そして、その結果として1匹でも多くの保護犬を救う手助けができれば、
これ以上に嬉しいことはありません。
保護団体へのサポート活動に関しましては
Ishcaオンラインショップと公式Instagramで随時ご報告してまいります。